「ご主人様、今日はいっぱい出しましたっ!」
「……う、うん……」
精液がいっぱい満たされたコンドームを、コリーネは嬉しそうに僕に見せる。
(いや、そんなににこにこ笑って見せなくても……)と僕は苦笑してしまった。
「すっきりしたところで、お互いがんばりましょーっ」
「う、うん、そうだね」
すっきりしすぎて頭がぼーっとするんだけど、それは言わないでおいた。
「じゃあね」と僕はコリーネに短く告げると、お花畑を後にした。
お屋敷へ戻る途中で振り返ると、コリーネが僕に向かって手を振り続けているのが見えた。
こんなにも慕ってくれる彼女のためにも、お勉強がんばらないと。
気持ちを新たに、自分の部屋へと戻るのだった……。
おしまい
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