♯128 少女たちは荒野をめざす
(オリジナル サキ&ユーナ)

サキ「さてと、地図によるとこの辺からは魔物が出るそうだから、注意して進もうか」

ユーナ「私、ちょっと距離を取って後ろからついて行くね」

 それぞれの武器を構えると、二人の少女は周囲を警戒しながらゆっくりと歩く。
 周囲は深い草むらになっていて、その中からいつ魔物が飛び出してくるか分からない。

 ギルドから仕入れた情報だと、この先の廃墟にお目当ての“お宝”が眠っているはずだ。

 夢と希望、不安と欲望をその胸に抱き――
 少女たちは荒野をめざす。

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サキとユーナ