♯137 奉納の舞 (オリジナル 雅)
秋が深まった頃、社にて祭事が執り行われます。
神様に奉納するのは、その年に収穫された穀物やお酒が主になるのですが、他にも音楽や舞踊があります。
社の入り口すぐに大きな舞台があり、奉納の舞はそこで行われます。
祭事の最後に全員の巫女の身体を納めるので、舞は性的な意味合いが強くなります。
衣を一枚ずつ脱いだり、少しずつはだける……というやり方で色艶を出すのですが、初めて参加する私は、神様に強く印象付けるために最初から全裸ということになりました。
一糸纏わぬ姿で舞台に立つと、周囲からどよめきの声が上がります。
特別に招待した外部の人にも舞を公開するのですが、観客の中には目を血走らせた殿方が混ざっています。
シャン、シャン、シャン……
八調子の速い楽曲が始まります。
振り付けは躍動的で、脚を大きく開いたり、腰をくねらせるような扇情的な動きが多く含まれています。
大勢の前で裸を晒す恥ずかしさで身体が上手く動かないのですが、神聖な舞を台無しにする訳にはいきません。
いやらしい目線が絡みつく中、秘所も乳房も晒して、心を無にして踊り続けるのでした。
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