♯144 体操服の下のふくらみ
(オリジナル エリカ)

 今日の体育の授業はマラソンだったんだけど、昨日の撮影で体調を崩してしまった私は見学することにした。
 私の他にも数人が見学していて、その中にゆーくんの姿を見つけた。
 走る生徒達と先生が校外に出ると、見学の人達は、お気に入りの場所でサボろうと三々五々に散っていく。
 私は、ゆーくんに声をかけた。
「ねぇ、ちょっと“お話”しよ?」
「うん……いいよ」

 他の人の目につかず、二人っきりになれる場所を探して歩き回ったんだけど、なかなか見つからない。
「ここにしようよ」
 ゆーくんが立ち止まって指差したのは、グラウンドを囲むフェンスの片隅だった。
 目立たない場所だけど、周囲から丸見えだから……エッチなことをするのは無理そうだった。

「エリカちゃん……おっぱい、見せてほしい……」
 フェンスを背に二人で向かい合ったとたんに、私の瞳を見つめながら、ゆーくんが熱っぽくつぶやく。
「え……こんな所で……?」
「だ、だめ……かな?」
「…………ブラまでだったら、いいよ」
 自分で体操服の裾を掴んでゆっくりとたくし上げると、ブラに包まれた二つのふくらみがあらわになる。
「わぁ……エリカちゃんのおっぱい、大きい……」
 ゆーくんが私の胸に顔を近づけてくる。
 そんなに間近で見られると、恥ずかしいよ……。

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胸を見せるエリカ