♯25 メイドさんのお仕事3
〜お給仕♪〜
(オリジナル)

「あの……ミシェ、食べてる間ずっと見られると落ち着かないんだけど……」
「そうですか、じゃあ後ろを向いていますね」
「ダメダメ!もっと落ち着かなくなるって!」
「もう、前を向いても後ろを向いてもダメだなんて。私はどうすればいいんですか?ご主人様」
 どうやら、“ここを離れる”という選択肢はないらしい。
 あっさりした料理ばかりだったのに、とても刺激的な夕食だった。

 最後にデザートを運んできたミシェは、耳元でそっとささやいた。
「お食事の後は、ミシェをいかが?」

 ……僕にどうしろと?

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「メイドさんのお仕事3 〜お給仕〜」