「ねぇ、次は何して遊ぶ?」 夏の強い日差しと、草原をそよぐ風を目いっぱい受けながら、楽しそうに聞いてくる。 でも、あたしは答えない。答える必要なんてない。 だって、すぐに自分で答えを決めて、一人で勝手に走って行っちゃうんだもの。 夏休みは始まったばかり。 今日もいっぱい遊ぼうね!