♯49 草原とそよ風の妖精“ルル” (オリジナル)
誰も足を踏み入れることのない小さな草原にそよ風が吹きぬけるとき、真っ白い服を着た小さな女の子の姿が見えることがあります。
瞬きする間に消えてしまうため、彼女は妖精ではないかといわれています。
もしあなたに子供の頃の感覚が少しでも残っているのなら、彼女に触れたり、お話しすることができるかもしれません。
妖精は人間が大好きなので、贈り物をしたりすることもあるそうです。
それらのアイテムは強い力を持ち、俗世の願いを一つだけ叶えてくれる……という噂があります。
ただ、気まぐれでいたずら好きな妖精の贈り物なので、何を願うかはよく考えたほうがいいでしょう。
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