待ち合わせ場所は、モノレールの駅を降りてすぐの青いトーテムポール。 街の全てが“訪れる人たちに楽しんでもらうこと”を目的として作られているから、見所はたくさんあるんだけど、まずはこの高台を下りることにしよう。 ぼくは君の手をとって走り出す。 白い街は太陽の光を受けてまばゆいばかりに輝いていた。 ガイドブックなんて必要ない。 だって、この先にもきっと面白いものが待ち受けているに違いないから。