「……ぷ…はぁ………」
 僕の願いを聞いてくれたのか、ミシェはアレを口から出した。
 てらてらと濡れそぼったアレが彼女の可愛らしい口から出てくる様子は、直視するのがためらわれる程いやらしかった。
(良かった……あのまま出しちゃったら、ミシェの口とか顔とか汚しちゃってたよ)
 「今夜はここまでにしましょう」…というようなセリフを期待したんだけど、ミシェの口から出たのは、それとは全く反対の意味の言葉だった。
「うふふ……ご主人様……私の口の中に、いっぱい…いっぱい…白いの…出して下さい」
 うるんだ瞳で僕の方を見つめて艶めかしく言うと、僕が「え!?」と驚くのも構わず、再びアレを奥までくわえ込んだ。

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