「さっそく…でいいですか?」
 ベッドの方に歩み寄りながら、ミシェが尋ねた。
「え?あ、う……うん」
 相当に緊張していたみたいで、彼女の問いかけになんだか間抜けな返事をしてしまった。
「では……」
 と言って、ミシェは自分の服をためらいもなく脱ぎ始めた。
(え?え!?ええええ!!?)
 ぼくの内心の動揺も、ミシェは全く気にとめない。
 ぱさっ、ぱさっと音を立てて、メイド服は次々と床に落ちていった。

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