先生が戻ってくると、手にしていたのはピンセット……って……それでクリトリス触るの!?
「ピンセットなんかで……大丈夫なんですか!?」
「滅菌された使い捨てピンセットだから、清潔だよ」
 いや、そういう意味で聞いたんじゃないんだけど。先生、全然分かってないよ!
「やっぱりやだぁっ!」
 私は半分涙声で訴えて腰を引いたのだけど、先生は「怖くない怖くない」と言って私の足を掴み、クリトリスにピンセットを当ててきた。
「んんんっ……!」
 敏感なクリトリスが硬質なピンセットで容赦なく挟み込まれ、私は変な声を上げてしまう。
「すごい大きさだなぁ……ピンセットで簡単に摘めちゃったよ」
「んっ!……んぅっ!……い、痛!……んくぅっ!……」
 先生は、クリトリスを包んでいた皮をピンセットでつまんで押し下げていく。皮をむかれた部分は物凄く敏感で、ピンセットがちょっと触れただけで快感と痛みが次々と襲ってきた。
「こんなに大きくて包皮から露出してるのに、まだ隠れてる部分が結構あるね…………よし、全部むけたよ。痛いけど気持ちいいでしょ?」
「んぅ……ふぁ……はぁ……」
 先生の言葉も、初めての快感でちっとも耳に入ってこなかった。

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