「まずは、エリカちゃんが感じるまで軽く刺激することにしようかな」
先生はポケットからピンク色の丸っこい小さなコントローラーを取り出すと、スイッチを押した。
ウィィィィ……ン
小さな振動音とともに、右の乳首にむずがゆい刺激が伝わってくる。
「ん……くぅ……ふぁ……ん……」
私は身もだえした上に、思わず鼻にかかった声が出てしまった。
「早く準備しないとまた先生に怒られちゃうよ」
「あれ?倉庫にカギかかってる」
「……中から声が聴こえる……誰かいるのかなぁ?」
「…………っ!!」
私は必死で喘ぎ声を押し殺して、窓の方を見る。
擦りガラスの向こうに女の子のシルエットが見え、声がはっきりと聞こえてきた。
(う、うそ……もう気づかれたの!?)
早く“行為”を終わらせてここから出ないと、大変なことになっちゃう!
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