最近アイドル活動がすごく忙しくて、帰宅するのは連日で深夜になっていた。
疲れているので、体育の授業は見学ばかり。
見学するには保健の先生の診察と許可がいるんだけど、私は先生と“仲が良い”ので、疲れているからというだけの理由で診察をパスして許可をもらっている。
ただし――その度に先生とエッチなことをする、というのが条件だった。
今日の体育の授業は水泳だったけど、私はいつものようにプールサイドで見学。
授業後にプールシャワーで待っててね……と事前に指示されていた。
水着のままでぼんやりと待っていると、プールの入り口に白衣を着た先生が現れる。
その手に、何かが入ったビニール袋を持っているのが分かった。
「遅れてゴメンね。さっそく始めようか」
「えと……ここで……ですか?」
「うん。ちょっと汚れると思うから、シャワーがあると好都合なんだ」
「……分かりました」
最新式のシャワーユニットはオープンな造りで、プールサイドから中が丸見えになってる。
私はユニットの中に膝立ちになって、壁に手をついて出来るだけ身体を隠した。
(“汚れる”って……何するつもりなんだろう……)
あの袋の中に入っているのは、私を辱めるためのアイテムに決まってる。
今日のプレイがどんな内容なのか想像もつかないけど、いつもより過激で恥ずかしい内容なのは間違いなさそうだった。
プールサイドには一人の女子生徒が残っていた。
近くに来られたら見つかってしまうし、変な声を出したら気づかれちゃう……。
不安でたまらないのに、胸はドキドキと高鳴っていた。
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