これまでの新幹線旅行では西に向かってばかりだったので、東を目指してみることにしました。
のぞみ号では東京まで一気に行ってしまい面白味が無いので、こだま号を利用しました。
途中で降りることができる駅は、豊橋,新富士,掛川,三島などありますが、観光に力を入れているっぽい三島を選択w
到着してからどこに行ってよいか分からず、つまらない旅行になるかも……と思ったのですが、ちょっとした機転で面白い旅行にすることができました(^^
新幹線で東京方面に出発。今回乗るのは「こだま」ですw
例によって出発が遅い(><。これ本当に何とかしたいです……。
自由席にもかかわらず、車内はガラガラ(^^;;
車内販売は無いので、出発前に購入しておいたサンドイッチで昼食です。
三島駅に到着!
何も考えずに北口に降りてみました。風が強くて寒かったです(><
東レの工場が近くにありました。周囲を深い森で囲ってあります。
……別にこんなのを見たいわけじゃないんですが、他に特に何も無いんです。
……ええと、本当に何も無いんですがw
正直、この時点で「何も無かったです」という結論にして帰ろうかと思いました。
しかし、何かがおかしいと感じたのです。旅人の直感というか。
市のwebサイトで観光に力を入れているように見受けられたのに、さすがに何も無さ過ぎる。観光案内所はおろか、案内板すらない。私は何か間違えているのではないか……という気がしたのです。
特に根拠も無かったのですが、とりあえず駅の南側に回ってみることにしました。構内を抜ける通路が無いみたいなので、仕方なく駅をぐるっと回りました。
ゆるキャラが登場して、それっぽくなってきましたwww
写真撮り忘れたのですが、商店街があって生活感が出てきます。
駅の南側。ちょっと分かりにくいですが、北側と比べて活気と人間味があります(^^
ついに案内板発見!観光地が駅の南側に集中していることが判明しました(><
駅前には観光案内所もありました!ついにマップをゲット!
やっぱり駅の南側しか描いていませんでしたw
時間もあまり無いので、“せせらぎルート”とやらに乗ることにします。まず始めに駅前の楽寿園を訪れました。
案内図。地図は南北逆になってます。現在地は一番下(つまり北端)なので、ここから南に抜けることにしました。池と庭園がメインという予想。
入り口で入場料を支払います。
入場料を支払うと、どんどん歩きます。
最初に見えたのは……メリーゴーランドwwww
いきなり予想を裏切られました。まさかのミニ遊園地ですww
どことなく懐かしい遊具がたくさんww
動物なんかもいたりしてww
モノレールの線路です(^^
アルパカさんw
他にも猿がいたのですが、カメラが苦手らしく撮影禁止とのこと。
ミニチュアです。
遠かったので断念した場所が目の前にwww
これもミニチュアでしょうか。何か味があります(^^;
蒸気機関車。もう何が何だかwwww
万葉の森。季節が冬だったので枯れ木ばかりで残念です(><
唐突にミラーハウスがwwちょっと撮影してみることにしました。
これが現実。
いや、細すぎでしょwwww
ずんぐりというか縮みすぎですww
中はこんな感じで、何人もの私が映ります(^^;;
池に到着。
鴨さん(^^
あれ?干上がってる?
橋があったので池の中央に行ってみることに。
欄干が無いので落下の危険はありますが、水は無いので問題はなさそう(^^;
ただし、途中から立ち入り禁止になっています。
てゆうか、本当に完全に干上がっていて底が丸見えなんですけど!
入園料取ってこれかよ!……と少し憤慨したのですが……
池が干上がっていた理由はこちらの看板に書いてありました。
元々は水を湛えた池だったのですが、昭和30年代の高度成長期以降、上流地域の地下水汲み上げで、水位が低下してしまったとのこと。池に水があるのは夏〜秋の短期間だけだそうです。
看板には美しい池の写真もありました。まさかこんな所で環境問題について考えることになるとは。
水の無い池をバックに梅(?)の花。
富士山からの溶岩の痕跡。
出口付近。昔は水が流れてたんでしょうね……。
ちょっと切ないです。
せせらぎルートに従い、南側ゲートから出ます。ここは出口専用。
正直、遊園地は寂れているし、池に水は無いし、これで入園料を取るのは少し厳しいように思いました。
まぁ、春や秋には違った彩が楽しめるのかもしれませんが……。
公園を出るとようやく水の流れが!
綺麗な水と素敵な噴水です(^^
川べりの歩道が整備されていて良い雰囲気です(^^
時々狭い道を通ります。てゆうか、道が一枚板なんですがww
「水の苑緑地」という場所に到着。街中にあるとは思えないほど整えられた庭園で、誰でも無料で入れます。水が澄んでいます(^^
ここでカワセミを見ることができました!写真撮ろうとしたら逃げられましたorz
夕暮れが迫っていたので、ここで引き返すことにしました。
帰りは別のルートを通ります。
川の中の道はどんどん狭くなり、一枚板どころか飛び石になっているような場所も(><
カメラを川の中に落とすのが怖くて、写真もあまり撮っていません。
橋の下をくぐります。
「頭上注意」の注意書きがあります。本当に頭をぶつけそうになります。クッションが貼り付けられているので、実際に頭をぶつけた人がいたのでしょう(><
この「ちかみち」も川の中を歩くことになります。飛び石だったので落ちないように要注意です(><
「時の鐘」です。唐突に鐘楼だけ建っているのが何となく面白いです。
この橋、多分渡ることが出来ません(^^;
蟷螂の展示。それぞれに面白いことが書いてありましたw
更に川の中を歩きます。流れがゆるやかになり、草が生い茂っているので風流な雰囲気。
高度成長期に、ドブ川になるほど汚れてしまったのを、市民の力でここまで綺麗にしたことを伝える看板。
ここまで綺麗になれば、住む人の心も安らぎますし、観光しても楽しいです(^^
市の中心を流れる川も綺麗でした。
夕食は、名物のうなぎを頂きました。味は悪くなかったのですが、うなぎが小さかったのが残念。
富士山の写真を撮り忘れていたので、帰りの駅の構内にて。
まさか川の中を歩くことになるとは思いませんでしたw
普段から運動靴なので問題なかったですが、革靴やハイヒールだと厳しいと思います(^^;川に落ちる危険もありますので自己責任……ということですかね。
季節が冬で、上手く時間も使えなかったので急いで回ることになったのが残念です。次があるのなら、もう少しゆっくり、バードウォッチングでもしながら巡りたいですね。