コロナ禍の中での旅行先としていくつか検討していた候補の一つが、岐阜県の大垣市でした。
養老鉄道を使うことで、感染爆心地の名古屋を経由せずに電車で行けるからです。
帰省を諦めたお盆の休暇に、思い切って一泊二日で旅しました。
新型コロナウイルス感染症対策については、ホテルの方は過剰すぎるぐらい、私自身は人が多い場所でマスクを着用する程度でしたが、それで十分だったと判断しています。
これまでのコロナ禍での旅行と比べて、物々しい雰囲気が薄れていて楽しめました。「気が抜けている」とは、私は全く思いません。
JRの無人駅から電車に乗って出発。前日まで台風で天気が悪かったのですが、旅行中は素晴らしい晴天でした。
桑名駅で養老鉄道線に乗り換えます。小ぢんまりした列車でした。
狭い単線で家や木々の間を走り抜けていきます。
夏の景色を味わうために途中下車したいけど無理だな……と思っていたら、電気系統のトラブルで停車。強制的に下車させられました。予期しない形で目的が達成されることに（＞＜
無人駅で何もなく、不安でしたが折角だし周辺を散策してみることにしました。
素晴らしい夏の景色は堪能できましたが……周辺にも何もなかったのには閉口しました（＾＾；
トラブルは３０分ぐらいで復旧し、無事に大垣に到着です。
駅を出ました。取り立てて何があるというわけではないですが、雰囲気は良いなと思いました。
遅れていた昼食。駅の中の店で南インド風のカレー。感染対策は……そもそも店内に客が一人もいなかったのでばっちりです（＾＾；
駅前のホテルに到着＠クインテッサホテル大垣
あちこち老朽化していますが、部屋が広かったので許容範囲です。
コロナ対策で消毒しているのは良いのですが、至る所に「消毒済」のシールが貼ってあったのに閉口……。そこまでしなくても……。
窓の外の景色は素晴らしかったです！
山に囲まれた大垣の街が一望できました！
早めの夕食。飛騨牛丼とそばのセット＠さらしな
牛肉の良さを前面に出すために薄めの味付けで、普段食べる牛丼とは全然別物の美味しさでした。
お値段はそれなりにしましたが。
夕食後はホテルに戻って、窓の外の夕暮れの景色を堪能しました。
部屋が展望台みたいで優雅で良いです。当然人もいないので、感染症対策を気にせずのんびり楽しめます。
窓が大きめだったのも良かったです（＾＾
完全に日が暮れるまで飲み物片手に景色を眺めてボーっとしてましたｗ
夜はアニメを観てゴロゴロしてといつも通りでした。
今回は宿泊を朝食付きにしてました。バイキングでしたので和→洋と取ってきて……
最後にデザート。味には期待してなかったですが、パンが美味しくなかったのはマイナス。一番良かったのはデザートのゼリーでした。ちなみに上に写っているのはコロナ対応のビニール手袋ですｗ
手で直接掴んで取り分けるということでも無いので、そこまで必要なのか疑問でした。
朝食後に部屋で少し休んでチェックアウト。荷物をホテルに預けて散策に繰り出します。整備された水路が良い感じです。
お城に到着。再建されたもので中は博物館になっているとのこと。
中にはいるつもりだったのですが、残念ながら休館でしたorz
水路に沿ってぶらぶら歩きます。夏真っ盛りです。
水路が交わって開けた場所。奥の方に水が流れ落ちていて、音が涼しげでした。
フナ（？）がいっぱいｗｗ
再び水路に沿ってぶらぶら歩き。
すごい音量で鳴いていたセミを接写ｗｗ
道沿いの芭蕉の句碑。散策を前提とした街づくりだとで歩いて気持ち良いですね。
神社に到着＠八幡神社
「自分の生まれ年の干支の頭を撫でるといいことあるよ」とのことでしたが、生まれ年の干支をすっかり忘れていたので、適当に犬の頭を撫でておきましたｗｗｗ
神社の片隅に湧水がありました。
地元の方々がペットボトルに水をくんでいましたｗ
飲むのは憚られたので手を洗うだけにしておきましたが、氷水のように冷たかったです（＞＜
東屋で休憩。
暑かったので立ち寄った店で抹茶ソフト＠翠玉園
美味しかったですが、すごい勢いで溶け始めたので慌てて食べることに。ソフトクリームってこういうものなんでしょうか？
食欲が無かったので、昼食は軽くにしんそば＠さらしな
全然期待していなかったのですが、京都で食べたにしんそばより美味しかったので驚きました。値段はそれなりにしましたが。
自分お土産はゼリーと水ようかんのセット＠金蝶園総本家
どちらも素晴らしく美味しかったです。今回の旅行では食べ物のアタリが多かったです。
この旅行の直後に新型コロナデルタ株の蔓延が始まり、三重県も岐阜県もまん延防止や緊急事態が出され、旅行どころではなくなってしまいました。
政府からのメッセージがどうであれ、ワクチンを接種したら本格的に旅行を再開しようと思っています。もともと一人旅ですし人混みを避けるので、影響は少ないと考えています。