俺はベッドの脇に置いた紙袋を開けた。
中に入っていたのは、お尻に挿入する器具ととローションだ。
まずは小さめのアナルビーズにローションを塗って、エトワールのお尻の穴に押し当てる。
「じゃ、入れるよ」
彼女の返事を待たずに(そもそも返事はしないけど)挿入を開始した。
ぽこん…ぽこん…って感じでボールが一つずつ入る度に、
「……んっ……くぅ……はぁ……」
と声を漏らしながら、エトワールはちょっぴり苦しそうに顔をしかめた。
逃げようとする腰をもう片方の手で押さえ込んで、次々とビーズを挿入していく。
そして、ビーズがあらかた入り終わると、今度はゆっくりと引き抜いていった。
お尻から次々とビーズが出てくる様は、何だかエロチックでそそるものがあった。
「…んふぅ……ふぁ……はぁん……」
表情にも声にも、快感が混じってきたみたいだ。入れるよりも出す方が感じるらしい。
問題ないようなので、次の段階に移ることにした。
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