パンツが丸見えになったその時です、
「エリカさん、こんなところで何をしてるのですか?」
一人のメイドが廊下の角から姿を現し、私に声をかけました。
「あら、ごきげんよう、お姉さま」
私のアイコンタクトでお姉さまが気付いてくれたのは間違いないのですが、めくり上げたスカートの端を掴んでいたご主人様は、慌てて頭を下げました。
「ご、ごめんなさいっ!」
「…………あらまぁ、そういうことなら構わないのですよ。どうぞごゆっくりお楽しみくださいませ」
事情を察したお姉さまは、微笑みながらご主人様に声をかけるのですが、目線は勃起した立派なおちんちんに釘付けです。……コレは私のですから、譲りませんよ。
二人のメイドが注目した瞬間、ピクピクと脈打っていたおちんちんの先端から、雫がしたたりました。ご主人様は恥ずかしそうにうつむきます。
「エリカさん、汚したらちゃんと掃除しておくのですよ」
お姉さまは私に釘をさすと、来た道を戻っていきました。
この館では、ご主人様へのご奉仕が最も重要な仕事になっていて、館のどこで行為に耽っていても注意されることはありません。むしろ、他のメイドに見つかるかもしれない、というスリルを楽しむのが普通なのです。
「エリカちゃん、やっぱり、他の目立たない場所に移動しようよ……」
「いえ、このまま続けましょう。こんな状況での行為って、ドキドキしますよね?」
「あ、あぅ……」
ご主人様は何か言いたいことがありそうでしたが、勃起したままのおちんちんを見れば、興奮していることは明白なのでした。
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