この日の予定は大英博物館に行くだけだったのですが、時間が余ってしまったので他の場所にも行くことにしました。
パブ“シャーロック・ホームズ”。
写真小さいですが、店の上の看板に、ルーペで観察しているホームズが描かれています。
実はひひらいだーはホームズ大好きなのです。
中には、ホームズの部屋が再現されてたりとかするらしいのですが、余りにも混んでたので入りませんでした。
ここに限らず、とにかくパブは混んでました。昼間だというのに、大きなグラス片手に飲んだり食べたりする人が店の外まで溢れてました。
ナショナル・ギャラリー。
大きな美術館です。
もちろん中も見学したのですが、さすがに絵画はは撮影禁止でした。
迫力ある絵画の数々に圧倒されていると、閉館時間ということで追い出されてしまいましたwww。
えーと、ここで日照時間の話をしましょう。
イギリスの夏は、日本よりも昼間がずっと長いです。
サマータイムが適用されていますが、朝は4時ぐらいから明るく、夜は9時ごろまで明るいです。
夕方5時にナショナル・ギャラリーが閉館となってからも、半日近く明るいというわけです。
というわけで、陽が沈むまでの時間をハイド・パークで過ごすことにしました。
ハイド・パークです。
色々回って疲れたので、ここでぼーっとして休みました。
都心にあるとは思えないほど広い公園でした。池もデカイ!
歩く人、座ってだべる人、サイクリングする人、色んなことをしている人がいて面白かったです。
公園にあった像 Albert Memorial。
とにかくデカかったです。空の方に写っている黒い点が鳩だと言えば大きさが分かるでしょうか?
しかも金ピカで、ゴージャスでした。
夕食はホテルのパブにて。
ステーキとチップス。それとビールを一杯とカクテル“ロンドン”を一杯。
ちなみに、ここで初めてパブの支払いシステムを知りました。お酒一杯毎にカウンターでお金を払うようです。
料理の料金は席を立つときに支払うと思われるのですが、今回は払おうとすると「ホテルの宿泊料金に含まれてることにしておくよ(It's paid for your stay!)」と言われてタダになってしまいましたwww。
四日目は、どこでもいいのでイングリッシュガーデンに行こうと決めていました。
世界遺産のキュー・ガーデンでも良かったのですが、宮殿もあるということでハンプトン・コート・パレスに行くことにしました。
ここには地下鉄では行くことができません。電車に乗る必要があります。
まずは地下鉄でウォータールー駅(Waterloo Station)まで行き、ハンプトン・コート行きの切符を買いました。
これがその切符です。ちなみに、どの路線の電車に乗るのか、切符はどうやって買うのかさっぱり分からなかったので、券売機の近くにいた駅員さんに"I'd like to go to Humpton Court.(ハンプトン・コートに行きたいです〜)"と言ったら、親切にも切符を買ってくれました。
駅の構内はこんな感じでした。
赤レンガを使っていたりと、独特の風情がありました。
右に見える列車に乗って、ハンプトン・コート駅に出発です。
車窓からの景色。
家の造りが日本とは違うみたいです。独特です。
“世界の車窓から”みたいwww。
ハンプトン・コート駅に到着しました。ちなみに終点でした。
駅を出てからハンプトン・コート・パレスまでの道はガイドブックに載っていなかったので、誰かに道を尋ねなければならないかなと思っていたら…ご覧の通り日本語での案内がwww。
ここには日本人が良く来るのでしょうか?
橋は駅のすぐそばにあり、さらにその橋のそばにハンプトン・コート・パレスはありました。
全く迷うことなく到着です。
写真がちょっと暗いのは、この日が曇りだったからです。
ここで、ちょっと気候の話でも。
ロンドンの夏は、平均気温が18℃ぐらい。とは言っても昼と夜の寒暖の差が激しく、昼は25℃ぐらい、夜は10℃ちょいぐらいに感じました。
旅行中は、うっすらと雲がかかった日が多かったです。幸いにして雨は降りませんでしたが、降ってもすぐに止む“通り雨”がほとんどで、一日中降り続くのはまれだそうです。
“霧の都”とかよく言いますが、滞在中に霧が出たことはありませんでした。
湿度は低く、カラッとしています。街を歩くと喉が渇きました。最初の方に書いたように、自販機がほとんどないので飲み物を手に入れるのに結構苦労しています。
さてさて、ハンプトン・コート・パレスの中は、有料と無料の区域があります。折角なのでここはチケットを買って有料の区域も見ることにしました。
これが入場券。ハンプトン・コート・パレスの他にも、ロンドン塔や他の宮殿にも入れるもののようです。
入場券を買う時にもらったパンフレット。日本語のものも有りましたが、折角なのでここは英語でw。
ちなみに右下の“The Tudor Kitchens”の所に描かれている男性は、この格好のままで宮殿にいました。館内のスタッフのようです。遭遇したときはかなりびっくりしました。
入り口入ってすぐの所に人だかりができていました。
中心には……中世っぽい服を着た女性が。コスプレか!?と思ったら、ガイドさんでしたwww。
本格的すぎです。
流暢な英語で、何を言ってるのかほとんど聞き取れなかったのですが、興味本位でついて行きました。
宮殿の中を回って、色々と説明してくれました。
……が、宮殿の中は写真撮影禁止だったので、様子を伝えることができません。ごめんなさい><。
中庭から撮った写真だけでもここに貼り付けます。
この写真だけでも、宮殿の広さが分かるのではないでしょうか?
昔のものを残しつつも、後から積極的に展示を追加しているので、かなり見ごたえはあります。
例によって、中は迷路のように複雑な構造になっていて迷いますwww。
この宮殿の中だけで丸一日過ごせます。
更に、庭園も無茶苦茶広いです。
庭園を歩き回るだけで丸一日過ごせますwww。
これが“別荘”だと言うのですから、中世イギリス王室恐るべしです。
庭園と宮殿で合計3回ぐらい迷子になり、途中で何回も足が痛くなってベンチで休んでいました。
庭園では写真が撮れたので、たくさん撮ってきました。
特に良く取れている写真を載せておきます。
堅苦しさはほとんどなく、ぼーっとしてしまうような、のんびりした雰囲気でした。
中には、イギリス最大と言われる迷路(maze)がありました。
割とあっさりクリアしてしまいました。
下にその内部の写真を載せておきます。
上から全体を撮れるような場所があると良かったんですけど、どうやらないようです。
馬車が走っていたりもしました。びっくりです。
土煙がひどいので、近づくのはためらわれました。
とまぁ、こんな感じで、この日はハンプトン・コート・パレスで丸一日費やしてしまいました。
本当は、他の庭園にも行こうかと思っていたのですが、もうお腹一杯ですwww。
この日の夕食www。
歩きつかれて、夕食を調達する体力気力が残っていませんでした。
写真の他にも、マクドナルドのハンバーガーを食べました。
五日目は、特に予定を入れずにロンドン市内をぶらぶらしました。
基本的にはおみやげを買うのが目的です。
最初に行ったのが有名な“ハロッズ(Harrods)”です。
しかし、さすがは高級デパート。値段が高すぎて何も買いませんでした。
“May I help you?(何かお求めですか?)”
と声を掛けてくれた店員さんにも。
“I'm jusu looking.(見てるだけです)”
と答えて苦笑される始末。
店内案内だけ入手しましたwww。
こんなのを配布してるだけのことはあって、実際、店内はすごく広かったです。
パトカーが停まっていたので撮影してみました。
パトカー……日本のよりかっこいいです。
日本に比べて治安が悪いせいか、しょっちゅうサイレンの音が聞こえました。
昼食は、カフェ“リシュー(Richous)”にてティーセット。
紅茶はイマイチでしたが、スコーンとサワークリームの組み合わせが絶品。紅茶にすごく合います。
日本でも入手できないものかと本気で考えてしまいます。
ちなみにこのカフェ、ガイドブックに載っていたのですが、かなり“穴場”のようで、道に迷ってしまいました。
どこかの公園にあった銅像。
『ヘラ○レスの栄光』な感じ。
剣、盾、ポーズ、どれもばっちりです。
最終日、ロンドンとお別れです。
ホテルから空港まで往復送迎があるので、ツアーの人が迎えに来てくれて手続きしてくれました。
時差の関係で、昼と夜の境界をまたいで日本に到着です。
機内食はこんな感じでした。
ビーフシチューです。
帰りは機内にも慣れていたので、機内食もふーん…て感じでした。
成田空港から自分の部屋までも特にトラブル無くあっさりと到着。
無事に帰ってくることができました!!
出発前は色々と不安だったイギリス・ロンドン一人旅ですが、終わってみると取り越し苦労だった点が多く、すごく楽しかった思い出ばかりです。
今回は大英博物館とハンプトン・コート・パレスを中心に回ったのですが、一つ一つが凝っている上に、でかい広いきりがない。見落としてる場所や展示が結構ありそうです。
もう一度行きたいな…と思うのですが、総費用35万円ということで、お財布との相談になりそうですwww。
イギリスの人達は、総じて旅行者には親切な印象でした。片言でも英語をしゃべれると楽しさ倍増です。
英会話勉強しておいて良かったなと、ちょびっとだけ思いました。
来年も行くかどうかは分かりませんが、次回行く機会があるのなら、コッツウォルズや湖水地方にも行ってみたいです。
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